
いう手を大阪では使ったりしていますけれども、それには役者のスケジュールを抑えるのに非常に四苦八苦しなくちゃいけませんし、長期旅を回っていらっしゃる方を、この日がいいからといって土曜日に大阪へ来いというのは無理な話です。私どもは、杉村春子さんであれ平淑恵さんであれ、記者会見はしませんでしたけれども、各社回りをやってもらいました。ラジオも含めて1泊2日ぐらい拘束して、旅の間でですよ。
○前田
具体的に言うと、朝日、毎日、読売、産経といったような……。
○山下
そうです。
○前田
スポーツ紙へもいらっしゃいましたか。
○山下
スポーツ紙に行く場合も、行かない場合もございます。スポーツ紙を低く見てはいけませんけれども、やはり日刊紙が中心になる。それですら、結局フルハウスにならないというようなことがございます。
○前田
会館の友の会などの組織、皆さん、おやりになっていますか。どうぞお話ししていただけますか、そのあたり。
○泉
宮城県の登米祝祭劇場の泉と申します。
あしたの事例発表をさせていただくわけですけれども、その辺でもちょっと触れようかなと思っておりましたが、友の会の制度がございまして、会員が1500ぐらいおりまして、チケットの割引とか1週間前の予約可能とか、ダイレクトでやっています。あとちょっと変わってといいますか、友の会そのものはあるんでしょうけれども、私どもでは非常勤の事務職員が専従でおります。
○前田
1500人ですか。
○泉
ええ、そうですね。それを劇場の職員じゃなくて、友の会の非常勤の専門職員が行っています。
○前田
その非常勤の方の主な仕事というのは、受付とか、会報の発送とか、ダイレクトメールを送ったりとか、そういったようなことですか。
○泉
そうです。
○前田
会費はどれぐらいにしていらっしゃるんですか。
○泉
会費は、個人会員が1000円ですね。あとファミリー会員が2000円と法人会員が1万円。
○前田
なるほど。年間ですね。
○泉
ええ。それで、チケットも1000円ですと1枚ですが、ファミリー会員ですと4枚ま
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